楽天経済圏のメリットと導入までの6ステップを徹底解説

楽天経済圏
スポンサーリンク

楽天経済圏という言葉を聞いたことありますか?

聞いたことはあっても「なんかよく分からないしめんどくさい」と思っている人もいるかもしれません。

この楽天経済圏はサラリーマン世帯にとって非常に大きな経済的メリットがあります。

そこで今回は楽天経済圏の概要とその始め方を解説します。

楽天経済圏とは?

楽天経済圏というのは、楽天グループが提供している各種サービス群で形成されている経済圏の総称です。

自分の生活の中で普段から利用する各種サービスや決済手段をこの楽天グループにまとめることで、効率よくポイントをためることが可能となります。

そしてそこで得られたポイントを他の楽天サービスで使用することでお得に経済循環ができるというわけです。

この楽天ポイントはほぼ現金として使うことができるうえに、楽天証券では楽天ポイントを使って投資を行うこともできます。

もしこれまでバラバラにクレジットカードやネット銀行、ネット証券を使っている場合は、本来もらえることができるはずのポイント(≒現金)を捨てているのと同じです。

楽天経済圏への移行は、何か生活を変えたり新たにサービス料を払うものではなく、これまでと同じ消費活動のままで決済方法を切り替えるだけで得をする、という点が大きなポイントです。

また、いまだに現金で普段の支払いをしているという場合は、キャッシュレス生活に移行するいい機会ですので、今回は楽天経済圏についてご紹介します。 

楽天経済圏のメリットデメリット

銀行やECサイトをメインに趣味からエンタメまで楽天グループのサービスは多岐にわたりますが、まずは楽天経済圏へ移行するメリットデメリットをまとめてみました。

◇メリット◇

  • 還元率が高い楽天サービスにさらに集中することで加速度的にポイントがたまる
  • そのポイントはほぼ現金と同じ価値がある
  • しかも最初に仕組化すれば毎日の生活で自動的に貯まる
  • 楽天証券ではポイントを投資につかえる

デメリット◇

  • 全体の仕組みが複雑でややこしい
  • メールDMが大量に来る
  • サイトが使いにくい

見てわかる通り圧倒的にメリットの方が大きいですね。

楽天経済圏への移行は、最初の申込時に初期設定を行うだけで完了します。

そのあとは日々の生活の中で自動的にポイントが貯めっていきますので、はっきり言ってやらない理由はありません。

サービスの種類が多すぎてよくわからない、という理由で踏み出せない人も多いようですが、100%何もかもきっちり設定する必要はありません。

そこでここからは押さえておくべき具体的なステップを紹介します。

楽天経済圏に移行するために最低限必要なこと

Check!

1、ネットバンクを楽天銀行にする

2、クレジットカードを楽天カードにする

3、証券会社を楽天証券にする

4、楽天ペイ(もしくは楽天Edy)でキャッシュレス決済を行う

一般的にメインバンクは都市銀行や地銀などで給与口座に指定しているケースも多く簡単には変更できないケースもありますが、それを補完するサブバンクとして楽天銀行を開設しましょう。

またクレジットカードも2~3枚所有するのが一般的ですが、この機会にメインカードとして楽天カードに切り替えることをお勧めします。

証券会社やキャッシュレス決済方法も既に他の物を使っている場合も多いと思いますが、どうしても変えられないという場合を除いてこの機会に思い切って変えてしまいましょう。

何といっても楽天経済圏の恩恵は、生活の中の経済活動を楽天グループに集約すればするほど得られるメリットも大きくなるからです。

楽天ポイントにはSPU(スーパーポイントアッププログラム)という仕組みがあり、複数の楽天サービスを掛け合わせて使うことでポイント還元率が上がる仕組みになっているのです。

しかも切り替え時に各種の設定をしてしまえば、あとはこれまでと同じ生活をする中で自動的にポイントが貯まっていく仕組みを作ることができるのです。

楽天経済圏に移行するStep

実際に楽天経済圏を始めるためのステップは以下のような流れです。

繰り返しですが楽天グループのサービスは多岐にわたり、またキャッシュレス決済などいくつか重複するサービスもありますので、すべてを完璧に切り替える必要はありません。

ここではその中でも重要な柱となるものをご紹介しています。

Step1:まずは楽天会員登録を行う

全ての始まりはまずは楽天会員になることです。

登録は公式ホームページから簡単に行うことができますのでそちらをご覧ください。

ここから実際に楽天経済圏に入るまでには合計約20通くらいのメールが来ますので、事前に受信フォルダに「楽天経済圏フォルダ」を作成するといいかもしれません。

Step2:楽天銀行に口座を作る

楽天銀行の口座開設もホームページから簡単に行うことが可能です。

サラリーマンの多くはメインバンクをメガバンクや居住している地域の地銀にしているケースが多くあると思います。

やはりメインバンクは従来のメガバンクや地銀の信頼性が優先されますが、サブバンクとしてネット銀行があると何かと便利です。

楽天銀行はネット銀行として非常に優秀な機能を備えていますので、楽天経済圏の入り口として楽天銀行に口座を開設しましょう。

例えば誰でも何かの振り込みの際に指定銀行へ入金することってあると思いますが、その振込手数料ってもったいないと思いませんか。

楽天銀行ならステージに応じて他行への振込みが最大月3回まで無料となるなどの特典があります。

■楽天銀行の主な特徴

  • コンビニATMで24時間365日利用可能
  • ATM手数料0円(最大月7回まで)
  • 他行宛振込手数料0円(最大月3回まで)
  • 給与の受取・振込・口座振替で楽天ポイントが貯まる
  • 残高紹介や振り込みなど、主な操作はスマホアプリで完結する
  • 楽天証券との連携サービスを使用すると金利が上がる

Step3:楽天カードを作る

次に年会費無料の楽天カードを作成します。

楽天経済圏を構築するうえでは必須なのがこの楽天カードです。

当然年会費無料ですので作らない理由がありません。

楽天カードを作成する際は、楽天ポイントカードと楽天Edyの機能を一緒につけることができますので、最初につけておくと便利です。

もう1つ楽天カードを作る際に重要な点は、引き落とし口座を楽天銀行にする、ということです。

せっかく楽天カードを作っても他社の銀行から引き落とす場合は得られるポイントが減ってしまいますので、必ず楽天銀行と連携するようにしましょう。

Step4:各種楽天アプリをダウンロードする

スマホに各種アプリをダウンロードします。

ただ、このあたりが少々ややこしいのですが、楽天アプリは似たようなものがいくつかあります。

ざっくり言うと楽天のアプリは大きく以下の3種類に分類することができます。

  • 楽天のサービスを利用するアプリ
  • ポイントやカードの管理アプリ
  • ポイントが貯まるアプリ

アプリについては使いながら自分に必要なものを追加していけばいいのですが、とりあえず以下のものを入れておくといいでしょう。

  1. 楽天PointClub
  2. 楽天銀行
  3. 楽天カード
  4. 楽天市場
  5. 楽天ペイ
  6. 楽天Edy

このほかにも、「楽手Kobo」「楽天ビューティー」「楽天ブックス」「楽天ウェブ検索」「楽天競馬」「楽天リーベイツ」「楽天room」などなど多くの種類がありますので、自分が利用しているサービスに応じて追加していくといいと思います。

Step5:楽天payでキャッシュレス決済をする

楽天ペイはスマホで簡単に支払いができるキャッシュレス決済アプリです。

楽天経済圏に移行したら、コンビニなど普段の買い物は楽天payのスマホアプリでキャッシュレス決済しましょう。

支払いは楽天カードからのクレジット払いとなりますが、直接クレジットカードではなく楽天Payを使うことでさらに効率よくポイントを貯めることが可能です。

楽天Payでは 楽天経済圏内で貯まった楽天ポイントも使えますので、楽天経済圏の効果を実感することができます。

Step6:楽天証券で投資を始める

もしまだネット証券で投資を始めていない場合は、この機会に楽天証券に口座を作りましょう。

既にネット証券の口座を持っている場合でも楽天経済圏の恩恵を最大化するためにはネット証券会社も楽天にまとめることをお勧めします。

そもそも楽天証券自体がネット証券会社の中でも非常に優れており、楽天カード、楽天銀行と並んで登録必須のサービスと言えます。

これも楽天経済圏のメリットの1つですが、楽天証券と楽天銀行を連携するマネーブリッジを利用することでさらにお得にポイントを貯めることも可能になります。

また、楽天証券に登録すると日本経済新聞社が提供する日経新聞や日経産業新聞などの記事を読むことができるのもサラリーマンには地味にうれしいサービスです。

楽天カードへの入会でお得にポイントゲット↓

ちなみに楽天証券を開設した後は、この機会につみたてNISAやiDecoを開始しましょう。

サラリーマンにとって必須の節税、長期投資となりますので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

すぐにできて節約効果大!格安SIM乗り換えとふるさと納税
「医療保険見直し編」に続き、この記事ではすぐに見直すべき節約ポイントとして「格安スマホ(SIM)」と「ふるさと納税」についてご紹介します。 一見つながりのないこの2つですが、すぐに始められて効果が大きい、という点で共通しています...

記事では同じくサラリーマンにとって必須となるふるさと納税も紹介していますが、その際はもちろん「楽天ふるさと納税」を利用するようにしてください。

以上が楽天経済圏の住民になるために必要な最初のステップとなります。

この他にも、楽天モバイル、楽天でんき(楽天エナジー)など生活の根幹=固定費となる部分を楽天グループにまとめることも可能です。

繰り返しになりますが、楽天経済圏は楽天グループに集中すればするほどその恩恵も大きくなるようになっています。

くれぐれも「必要のないもの」まで利用する必要はありませんが、なんといっても普段利用しているサービスを切り替えるだけなので、確固たる理由があって他のサービスを利用しているということがなければ、この機会に楽天経済圏へ移行しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました