もはやサラリーマン世帯の必須節約節税対策として定着した「ふるさと納税」ですが、皆さんはどんな返礼品を選んでいますか?
ふるさと納税が「ほとんどデメリットのない非常にお得な制度」であることはこちらの記事で紹介した通りです。
ふるさと納税のサイトでランキングなどを見ると、おいしそうな高級肉や魚介類が目に入りますよね。
もちろん何を選ぼうが個人の自由ですが、返礼品を賢く選ぶことで家計の節約効果も大きく変わってきます。
そこで今回は、数ある選択肢の中でも家計にとってメリットが大きい返礼品をランキング形式でご紹介します。
おすすめの返礼品ランキング
それでは早速おすすめの返礼品ランキングをご紹介します。
このランキングは、家計にとって「節約効果の大きい返礼品」という以下の3つの基準で実際に人気のある返礼品の中から、私「とあるアサラリーマン」が選定したものです。
- 日常生活で必ず必要となるもの
- できるだけ使用(賞味)期限の長いもの
- 必要だけどなかなか買えないもの
1、トイレットペーパー&ティッシュペーパー
1位はトイレットペーパー&ティッシュペーパーです。
ふるさと納税サイトを開くと必ず目に入る高級和牛や新鮮な魚介類、高級フルーツなどに比べると何とも地味な商品となります。
しかしトイレットペーパー&ティッシュペーパーは「絶対に使うもので尚且つ消費期限がない」という重要な要素を持っています。
ふるさと納税で返礼品を選ぶ際に重要な基準となる「必ず必要となるもの」、つまりどっちにしろ購入するもの、という絶対条件を確実にクリアしています。
しかもふるさと納税なら自宅に届くので、運ぶ手間もかかりません。
そのためこのランキングで1位となっているわけですが、実際「日用品カテゴリー」では常に上位にランクインしているのも事実です。
2、お米
続いてランクインしたのはお米です。
お米は厳密には賞味期限がありますが、子どもがいる家庭ではまず余ることはない食料品です。
しかも山形や新潟など、国内有数の産地からおいしいお米を直送することができます。
お米の場合は奥さんにとって自宅に届けてもらえることも助かるはずです。
実際お米も人気ランキング上位の常連で、定期便で頼む人も多く、翌年の新米を予約して購入することもできます。
3、調味料
調味料もふるさと納税で調達するべき食料品の1つです。
普段なかなか贅沢できないのが調味料ですが、ふるさと納税ではみそや醤油、ごま油やオリーブオイルなど、各地のおいしい品物を選ぶことができます。
調味料も必ず必要であり、なおかつ普段の食卓を少し贅沢に変えることができる品物と言えます。
4、麺類
麺類も(人によるとは思いますが)必ず使う食材であり、なおかつ日持ちするものです。
だいたいどの家庭でもストックがあって、小腹がすいたときなども何かと重宝しますよね。
しかもふるさと納税で頼む場合は、各地のご当地ラーメンやパスタなど、普段スーパーで買うよりもバラエティーに富んだ種類を選ぶことができるのもうれしいポイントです。
その他レトルト食品も麺類と同じ理由でふるさと納税に向いています。
5、飲料(水、コーヒー、お茶、ジュース)
飲料も外せない返礼品の1つです。
特に家でペットボトルの水を飲むことが習慣になっている場合は、ふるさと納税を使って調達するのが賢い方法です。
商品によりますが、12,000円で500mlのペットボトルを96本といった分量で購入することができますので、置き場所さえあれば数か月分の飲料水をふるさと納税で確保することができます。
また、コーヒーを飲む習慣がある人も多いと思いますが、豆はもちろん、ドリップ用の粉からインスタントコーヒーまで用途に合わせて選ぶことができます。
6、玉ねぎ
玉ねぎも必ず使う食品であり、なおかつ常温でも1か月程度は保管することができます。
人によって好き嫌いの分かれる食品でもありますが、一般家庭であれば1か月で十分使いきれる食材となります。
7、ドライブレコーダー
いきなりジャンルが変わりますが、もしまだドライブレコーダーを取り付けていないという人がいたら、ドライブレコーダーもおすすめの返礼品の1つです。
日用品や食品の場合は「いずれにしろ必ず必要となるもの」がキーワードでしたが、「必要なのはわかっているけどなかなか買えないもの」というのもふるさと納税に向いています。
これだけドライブレコーダーの重要性が知られる中で今日まで設置していない人は、もはやふるさと納税くらいしかチャンスはないと言っても過言ではないかもしれません。
ドライブレコーダーのラインナップは様々ありますが、ふるさと納税で5万円程度だせば十分な性能の機種を購入することができます。
8、包丁セット
包丁セットも、必要だけどなかなか買い替えられない、という家庭が多いのではないでしょうか。
今どきある程度の品質で安い包丁はいくらでも売っていますが、ふるさと納税では伝統の逸品を手ごろな価格で購入することが可能です。
奥さんも喜ぶ返礼品の1つでしょう。
なかなか買い替えられない、という点ではフライパン/鍋セットやふとん、枕といった日用品もふるさと納税で購入することができます。
9、SSD
意外な返礼品ですがSSDもおすすめの1つです。
実際、私「とあるサラリーマン」も自宅のPCの動きが遅くなっていたことが気になっていたことがあり、SSDを注文したことがあります。
内臓SSDだったので裏ブタをあけて交換する必要がありましたが、誰にでもできる作業で、しかも取り外したHDDは外付けHDDとして活用できるので重宝しています。
10、旅行チケット/宿泊券
最後に選んだのは旅行チケットです。
もともと行きたいと思っていた名所や旅館を見つけることができた場合は、ふるさと納税を利用するのは十分ありでしょう。
高額な宿泊券も多くありますが、5万円~10万円でも各地名所の宿泊施設に泊まることができます。
1年に1回は旅行に行く、といった場合は大きな節約につながります。
ただし、利用できる日程や期限に制限があるケースもありますので、十分に確認してから購入するようにしてください。
番外編
最後に番外編として面白い返礼品を3つご紹介します。
1. ほぼ現金として使える返礼品
ふるさと納税の中には、ほぼ現金として使える返礼品があります。
カタログギフトや電子感謝券などがその例です。
これらの返礼品は、上限にあわせて購入しておけば後からゆっくり商品を選ぶことができます。
購入する商品が限られている場合もありますが、一般的なカタログギフトのように贈り物として使うこともできます。
結局返礼品を決められなかった、といった場合はとりあえずカタログギフトを選んでおくのも1つの方法です。
2. お得感のある返礼品
最近のふるさと納税サイトでは、お得感のある返礼品特集が組まれることも多くなりました。例えば「わけあり」、「増量品」、「ふるさと納税限定品」などです。
これらのカテゴリーで検索することでふるさと納税限定のお得な品物を探すことも可能です。
特に「楽天ふるさと納税」では、訳あり、限定などはもちろん、「楽天スタッフが選んだ気になる返礼品」や「体験アクティビティー特集」など家族で楽しめる特集もあるので一度チェックしてみてください。
3. なかなか買えない生活防衛品
普段なかなか買えないものをふるさと納税を利用して購入するのも賢い使い方の1つです。
その典型として挙げられるのは、防災セット、防犯センサーライトなどの生活防衛品があります。
その他、コロナ禍で必需品となった体温計や家の中の消毒グッズ、節約のための節水シャワーヘッドなど、一度購入すれば家計だけではなく生活全体にプラスの影響が継続するものがおすすめです。
以上、おすすめのふるさと納税返礼品をご紹介しました。
ふるさと納税はつい贅沢品を選びがちですが、できるだけ家計の助けになるような使い方をすれば、その効果はより大きなものになります。
是非、これからの返礼品選びの参考にしてみてください。
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