近年、徐々に認知度が上がっている火災保険申請サポートですが、皆さんご存じでしょうか?
ネットで広告は見たけど何度なく不安、、、
そんな風に感じている人が多いのではないでしょうか。
しかし実際に私「とあるサラリーマン」自身が経験したから断言できますが、火災の保険申請は正しく行えば確実に現金(給付金)を手にすることができる正規の制度です。
ただ、加入している火災保険の種類や損害の状態、そしてそもそも一戸建てに住んでいること、などいくつかの条件があります。
そこ今回は、火災保険を申請するための条件と、安心して依頼できるおすすめの火災保険申請サポート会社をご紹介します。
火災保険申請サポートとは
火災保険申請サポートとは、台風や大雨で被った自宅の損害か所を確認し、保険の申請を行うサポートをしてくれるサービスのことです。
一般的に一戸建てを購入した際に加入する火災保険は、火事だけではなく家全体につかえる「総合的な保険」となっているため、台風などで損傷した屋根や外壁にも保険が適用されるのです。
台風や大雨による外壁や屋根、雨どい、カーポートのちょっとした破損など、ほとんどの家で発生している小さな被害にも適用することができます。
しかも自動車保険のように、一度使うと等級が上がり保険料が高くなる、なんてこともありません。
さらに受け取った保険金の使途は定められていないため、そのお金で修繕をするもよし、将来の改修に備えて貯蓄するもよし、自由に使うことができます。
費用が気になるところですが、基本的に完全報酬型となりますので、保険金が下りなかった場合には料金は発生しない仕組みになっているので安心です。
はっきり言ってリスクがないため、利用しないのはもったいないのです。
火災保険を申請できる条件
火災保険の申請は契約者の権利であり、もちろん適正な方法で申請し保険会社の審査も行いますので安心です。
ただし申請を行うには以下の条件を満たしていることが前提となります。
細かい条件はサポート会社によって異なりますので申し込みの際に確認するようにしてください。
1. 築5年~8年程度以上の一戸建てであること
2. 火災保険の証書が手元にあること
3. 3~5年以内に業者サポートによる火災保険申請をしていないこと
そんなに便利な火災保険なのになぜ申請例が少ないかというと、そもそも火災保険が火災以外にも適用されることがあまり知られていないためです。
保険会社も保険金の支払いは少ない方がいいので、わざわざ説明をすることはありません。
また実際に申請するとなると、申請書類の準備、申請方法が複雑なので個人で対応することが難しいこともあります。
最近「火災保険詐欺」という言葉も聞くし怪しいんじゃない?
と心配な方もいるかもしれません。
でも大丈夫です。
火災保険申請サポートは、保険会社との契約に則って適正な方法で申請を支援してくれるサービスです。
正規の手続きを経て保険会社へ申請を行い、必要であれば審査を受けて保険金として受給するので、何も心配するような要素はありません。
繰り返しですが、保険の等級が上がったり、受給した給付金の使途について制限があるようなことはないのです。
強いて言えばもし給付金が下りなかったときに、かなりがっかりする、という程度でしょうか。
火災保険の申請をするには?
火災保険の申請は契約者であれば誰でもできるものです。
しかし実際に、自宅の損害か所を確認し、その損害額を算出し、修繕のための見積書を準備し、、、、となるとなかなか個人では難しいのが現状です。
また、全て自分で行う場合、損害か所を見落としたり損害額が正しく見積もれなかったりするため、給付金の額が下がってしまう可能性もあります。
そこで火災保険の申請サポートを専門にしている会社に依頼するのが最も確実な方法となります。
ただし、昨今火災保険の申請件数が増加し、そこに付け込んだ悪徳業者も増えていますので、全国で実績があり不要な修繕工事などを勧めてくるような会社は避けなければなりません。
そこで次に、火災保険申請サポート会社の選び方をご紹介します。
火災保険申請サポート会社の選び方
せっかく条件をクリアしてまとまった給付金を受け取るチャンスがあるのに、悪徳業者などに引っかかってしまったら元も子もありません。
ここでは避けた方がいい火災保険申請サポート会社のポイントをご紹介します。
1、給付金受領と修繕が必ずセットになっている
火災保険申請サポート会社の中には、給付金が下りた場合にその給付金でそのまま該当箇所の修繕をしようとする会社があります。
給付金が下りるならば細かい傷も直したい、という方は構いませんが、基本的に給付金の使い道は契約者の自由です。
すぐに使わずに貯金してもいいわけです。
そのため、給付金を受領した後の使い道に何の制限もない会社を選ぶようにしましょう。
訪問営業出回っているような会社の中には、修繕まで強く推してくるケースがありますので気を付けてください。
2、申請サポートではなく申請代行をしようとする
火災保険の申請は、契約者本人かもしくは委任を受けた弁護士のみ実施することができます。
弁護士の資格がないのに申請書の記入、郵送まで全て代行します、という場合は違法になる可能性がありますので避けるようにしてください。
あくまで申請のサポートをしてくれるのが火災保険申請サポートです。
また、実際に弁護士が申請を代行してくれるサービスもありますが、申請サポートに比べ手数料が割高になるケースがあります。
申請サポートは、申請までの手順、具体的な方法を教えてくれますので、できる事は自分で行った方がいいでしょう。
3、手数料が不明瞭だったり相場より高い
火災保険を申請して無事に給付金が下りた場合は、手数料を支払う必要があります。
例えば手数料が40%だった場合は、給付金が100万円とすると40万円を手数料として支払う必要があるわけです。
この場合は手元に60万円が残ることになります。
この手数料は火災保険申請サポート会社によってさまざまですが、相場は30%前半~50%以下となっています。
手数料が50%を大幅に超える場合は避けた方がいいのと、事前にしっかりと提示しないような会社は避けるようにしてください。
ちなみに手数料は安ければいい、というものでもありません。
現在最も高い水準で50%の会社がありますが、その分丁寧に損害ヵ所を確認し、保険会社の審査に通りやすい申請書を作成してくれる会社もあります。
結果として給付金額が高くなり、手元に残る現金も多くなるケースもあるのです。
これらの条件を満たした信頼のおける会社はどのように選べばいいのでしょうか。
そこで最後に、申請サポートの実績が豊富にあり、適正な手数料でサポートしてくれるおすすめの火災保険申請サポート会社をご紹介します。
おすすめの火災保険申請サポート会社
ここで紹介する火災保険申請サポート会社は、年間の実績数、対応エリア、手数料の設定、給付金の使い道について適切な運営を行っている会社です。
まずは公式サイトを見比べ、気になるところに問合せを行ってみましょう。
何社か話を聞いてみて、自分の居住エリア、保険内容、そして上記で紹介したポイントをしっかり確認して現地調査を依頼してください。
現地調査は無料ですが、実際に現地調査をするのは1社に絞る必要がありますので注意してください。
5-1. 保険申請の窓口
火災保険サポート保険申請の窓口は、株式会社Lead Moreが運営する火災保険申請サポートです。
北海道と沖縄、東北を除く全国で対応が可能で手数料は35%前後となっています。
給付金で修繕を勧めてくるようなこともなく、平均支給額も138万円と高い水準を保っています。
自宅の調査はもちろん、報告書、見積、訴求証明書類など面倒な作業を全て任せることができます。
また、弁護士事務所の監修でサポート体制を整えているのも安心です。
サイトの問い合わせフォームから相談を開始することができますので、手数料の安さを優先する場合はおすすめです。
5-2. 保険請求の窓口
【保険請求の窓口】保険請求の窓口は平均受給額が190万円と高い火災保険申請代行サポートです。
建築の知識はもちろん保険証書の見方や保険会社の内情までを知り尽くしたスタッフが在籍しており、グローウイル国際弁護士事務所の監修を受けています。
信頼できる保険請求診断士が現地調査を行うため、平均190万円という高額の受給が可能になっています。
手数料の設定は50%と高いものの、質の高い申請ノウハウにより結果としてより多くの給付金を獲得している例と言えます。
また、一つお得なサービスとして知人紹介キャンペーンがあります。
これは、知人を紹介すると保険給付額の5%を紹介料としてもらえる、という仕組みですが、自分の実家、義理の実家、親しい友人、などと紹介することで、自分も報酬がもらえるお得な仕組みです。
もちろんサポート会社は営業上のメリットがあるわけですが、自分も給付金を受け取り、さらに紹介した人にも喜んでもらえるためメリットの多い仕組みと言えます。
5-3. 火災保険申請サポート
火災保険申請サポート火災保険申請サポートは、調査物件件数2,700軒以上を誇る申請サポートで手数料は50%となっています。
「火災保険申請サポート」では現地調査の際、必要に応じてドローンを使うなど徹底した調査を行ってくれます。
手数料は業界の中では中で高い水準となっていますが、プロによる資料作成で認定結果を最大限にすることを目指しています。
最終的に手元に残る金額を意識して申請をサポートしてくれるわけですが、手数料があいまいな会社に比べれば安心して依頼でせていできます。
もちろん損傷被害がなかったり給付金が下りなかった場合は、費用は発生しません。
5-4. 住まいる申請
住まいる申請住まいる申請は、現状最も手数料が安い火災保険申請サポートです。
2022年で業界の最低手数料率は30%ですが、住まいる申請はそれを下回る27%で設定しています。
もちろん手数料が最安値だからと言って「安かろう悪かろう」ということはなく、調査員は全て自然災害調査士の資格を保有し、年間3000件もの調査実績を誇っています。
給付金が下りた場合に費用が発生する完全成功報酬型や修繕がセットになっているようなこともありません。
ただ、現在のところ対応エリアが関東全域、北関東全域、関西全域、山口県、広島県、九州全域に限られています。
該当するエリアに居住している場合で、とにかく手数料が安いところに依頼したいという方にはおすすめです。
5-5. 火災保険申請ドットコム
火災保険申請ドットコム火災保険申請ドットコムは、年間1,000軒以上の調査実績を持ち、過去6年間トラブルゼロという申請サポート会社です。
手数料は35%前後と最も安い水準となっていますので、とにかく手数料が安い会社に頼みたい、という場合はおすすめです。
手数料が安いと言ってもノウハウは豊富で、過去数千件の調査データから保険会社に認めてもらいやすい見積書などの申請書類を作成してくれます。
離島以外は全国対応が可能で、もちろん給付金で修繕をしなければならないような制約はありません。
5-6. お家の保険相談センター
お家の保険相談センターお家の保険相談センターは株式会社Fremoが運営する火災保険申請サポートで、手数料は39.8%と安い設定となっています。
お家の保険相談センターは、もともとリフォームを事業としていることもあり修繕を得意としています。
必ず修繕もしなければいけないということはありませんが、もし実際に修繕もしたい、という場合にはおすすめです。
火災保険を申請する際に、損害ヵ所の確認もしていますので、給付金が下りた場合はそのまま同じ会社で修繕まで依頼することが可能です。
もちろん給付金が下りなかった場合は費用は発生しませんので安心です。
以上、火災保険申請の方法とおすすめのサポート会社をご紹介しました。
経験者だから自信をもって言えますが、火災保険の申請はやれば高い確率で給付金を受領できるメリットの大きな制度です。
まとまった現金が入るのでやらない手はありません、とにかく損をすることがない制度ですのでしっかり利用しましょう。
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