みなさん「コンテンツ販売」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
自分もやってみたい、という人もいれば、なんとなく胡散臭い、、、
という印象を持っている人もいるかもしれません。
実はコンテンツ販売は副業にも最適で、発信する内容さえあれば誰でもすぐに始めることができます。
コンテンツ販売は、サラリーマンがまず取り組むべき副業と言えるのです。
自分が持っている経験をコンテンツとして発売することで、うまくいけば定期的な副収入を得ることができる可能性もあります。
「どこにでもそういうことが書いてあるけど、実際始め方がわからない、、、」
という方もいると思いますので、今回は「note」を使って誰にでも簡単に始められるコンテンツ販売の方法をご紹介します。
コンテンツ販売とは
コンテンツ販売とは、自分の経験や何らかの分野で成果を出した経験をノウハウとしてまとめ、それをweb上で販売することです。
SNSや各種プラットフォームが一般化したことで、サラリーマンはもちろん主婦や学生でも取り組む人が増えています。
コンテンツの内容は、例えばダイエットで劇的に効果のあった方法や資格試験合格のコツなど、何かしら自分の成功体験にもとづくものが一般的です。
そのノウハウを文章や動画にして販売プラットフォーム上で公開し、興味を持った人に買ってもらうのです。
極端な例ですが、例えば歌が抜群にうまい場合、自分が歌っている音声や動画をコンテンツとして販売することもできます。
もちろん、YouTubeでプロの歌手や歌自慢の素人の動画が無料で公開されていますので、名前の知られていない一般人の歌にお金を出す人はほとんどいないはずです。
つまり販売するコンテンツの内容は何でも構いませんが、「お金を出しても欲しい」と思ってもらえる価値があり、実際それに値するものであることが必要になります。
逆に言うと、誰かがお金を出しても欲しい、と思えるコンテンツであれば内容は何でもいいわけです。
さすがに歌を聴かせてお金をもらうのは難しいと思いますが、これまでの人生を振り返れば、他人から「その話聞かせてほしい」と思われる経験は誰にでもあるものです。
そのような価値あのある情報を文章や動画にしてweb上で販売することをコンテンツ販売と言います。
コンテンツ販売がサラリーマンにおすすめの理由
コンテンツ販売がサラリーマンにおすすめ、というよりもむしろやるべき理由をいくつかご紹介します。
資金も原価もほぼ不要
まずなんと言ってもコンテンツ販売のメリットはリスクが限りなく小さいことです。
お金が稼げなかったとしても、失うものは何もありません。
もちろん時間と労力が無駄になる可能性はありますが、まずは第一歩として踏み出した実績が残り、さらに貴重な経験値として蓄積されます。
これからの時代、サラリーマンもSNSを利用して何らかの発信を行うことが一般的になるはずです。
その流れに取り残されないように、まずは最初の一歩を踏み出すことが大事なのです。
不労所得の仕組みが作れる
コンテンツとして一度作成したものは、自分は何もしなくても24時間365日販売される状態となります。
誰か購入したい人がいれば、web上で自動的に売買が行われるのです。
それに対して例えばネットショップや物販で物を販売する場合は、その1つ1つに作業が発生します。
その点コンテンツ販売は売買が自動化されているため、不労所得の源泉となるのです。
もちろん売れる価値のあるコンテンツを制作する必要があるわけですが、一度作ってしまえば365日自動で稼ぎ続けてくれる可能性があります。
誰でもすぐに取り組める
例えばYouTubeで動画を作成したり、web上でブログを構築したりするのは、一定のスキル、手間、時間、コストがかかります。
一般的なサラリーマンにはハードルが高いという側面があるわけです。
それに対してテキストコンテンツを販売する場合は、文章が書ければ誰でもすぐに販売を開始することができます。
とにかくハードルが低いのです。
より売り上げを上げるにはSNSで集客したり、記事を修正するなどのメンテナンスを行う必要がありますが、始めるのは誰にでもできます。
そのためサラリーマンの副業にぴったりなのです。
コンテンツ販売のデメリット
反対にコンテンツ販売の難しい側面もご紹介します。
売れるまでのハードルが高い
誰でも取り組めるということは参入障壁が低いということになりますので、市場には既にライバルがたくさんいます。
その中で他にない価値あるコンテンツを作成するためには、読者が満足する質の高い内容にする必要があります。
収益化までに時間がかかる
仮によさそうなコンテンツがあった場合でも、いきなり購入する人はほとんどいません。
その発信者の情報を確認したいと思うわけです。
ヤフオクやメルカリで販売者の評価をチェックするのと同じですね。
そのため特に初めての場合は、有料コンテンツを公開してからもさらに関連する情報を追加していくなど、「ブランド」を確立していく必要があります。
ただこのブランドを作る過程が、SNSというツールを使う上で必須のスキルとなるため、貴重な実践の場にもなります。
クレーマーの対応が必要になる場合がある
どのような場所にもクレーマーというのは存在します。
有料でコンテンツを販売する以上、満足できなかった人から返金要求などを受ける可能性もあります。
そのため、実際の内容以上の宣伝をしたり、著しく誇張したりするような表現は避けるのが鉄則です。
その有料記事にはどんな価値が含まれているのか、
ありのまま記載するようにしましょう。
コンテンツの種類
先ほど「販売する内容は何でもいい」とお伝えしましたが、販売するコンテンツには主に次のような種類があります。
テキスト
情報やノウハウを文章にまとめたコンテンツです。
比較的短いボリュームから販売が可能なため、最も取り組みやすい形式と言えます。
テキストコンテンツを販売する場合は、プラットフォームとして利用者が多く、初心者にも使いやすいnoteがおすすめです。
電子書籍
いわゆる自費出版と呼ばれるもので、Amazonや楽天市場などで販売することが可能です。
テキストベースですが、1冊の本として当然ある程度のボリュームが必要になります。
テキスト販売で経験を積んだのち、そのコンテンツを1冊にまとめて書籍化する、という方法もあります。
最初に取り組む場合はハードルが高く現実的ではありませんが、一般人でも簡単に書籍を販売することができる世の中になっているのです。
音声ファイル
コンテンツの内容を音声で録音して販売する方法です。
テキストよりも声で勝負したい、という方には向いています。
現在では、情報のインプット手段として音声学習が広まっているため、声に自信のある人は向いていると言えます。
動画ファイル
提供するコンテンツを動画にして発売する方法です。
YouTubeの浸透で分かるように、動画のニーズは年々高まっています。
自分が出演する方法が一般的で、何らかのスキルを教えるコンテンツに向いています。
noteでもYouTubeかvimeoで収録した動画コンテンツをアップロードして販売することができます。
TouTubeは動画を投稿して広告費で稼ぐモデルですが、noteの場合はその動画の視聴自体に価格を設定することができます。
このように主に4つの形式に分けられるコンテンツ販売ですが、やはり最も取り組みやすいのはテキストコンテンツです。
既に販売するネタがある場合は、1日で開始することができます。
そのため、まずはテキストコンテンツから販売してみることをおすすめします。
Noteでテキストコンテンツを販売する手順
それではここからnoteを利用してコンテンツ販売を開始する具体的な手順を紹介します。
コンテンツ販売を開始する手順は大きく次の3つの段階に分けれます。
1.テキストコンテンツを作成する
2. noteに登録する
3. noteに有料記事として投稿する
順番に解説していきます。
テキストコンテンツを作成する
テキストコンテンツの文字数に決まりはありませんが、最低でも3,000字程度、一般的には5,000字程度あった方がいいと言われています。
このテキスト作成がコンテンツ販売において最も大事なステップです。
全くの他人がお金を出しても知りたい、と思う内容にしなければ当然ながら誰にも買ってもらえないわけです。
そこで、テキストコンテンツを作成するヒントをいくつかご紹介します。
人の悩みを解決する情報を探す
世の中には実に多くの悩み事があります。
中には真剣に悩んでいる人も多く、それを解決する情報が得られるなら多少のお金を払っても構わない、と思っている人もたくさんいます。
悩みの代表的なものは、お金、健康、恋愛、美容、仕事、子育てなどです。
この中で、「お金」と「健康」はYMYL(Your Money Your Life)としてGoogleの品質評価ガイドラインに定められた項目として有名です。
お金と健康に関する情報は人々の生活に大きな影響を及ぼす可能性があるため、一定以上の実績や信頼のあるサイトでなければGoogle検索で上位に表示されることは難しくなっているのです。
それに対してnoteで販売する場合はGoogleの影響を受けることはありません。
そうはいってももちろん「必ず儲かる」や「必ず治る」といった内容のコンテンツはトラブルのもとになりますので、そのような表現は避けるようにしましょう。
少しそれましたが、悩み解決系のコンテンツの場合は、実際に自分が同じ悩みを抱えていたものの何らかの方法で解決することができた、という実体験に基づくものであることが理想です。
本を読んで知った知識やネットで検索した程度の内容では、
購入者に満足してもらうことはできません。
実際に自分が悩みを解決した方法とその過程をできるだけ詳しく書き出して、それをテキストコンテンツにまとめれば、同じ悩みを抱える人にとってお金を払ってでも欲しい情報になります。
自分だけが知っている情報をまとめる
その他には自分の経験から得た他の人は知らない情報も価値があります。
例えば沖縄に移住した経験があるなら、実際に現地に行ってみて感じたギャップや、トラブルを回避するためにやっておくべき事前準備、といった情報です。
或いは、いくつもの結婚相談所に登録してようやく結婚に至った人が発信する「いい結婚相談所の見分け方」や「お見合いで気を付けた方がいいこと」、などもこれから結婚相談所を探す人にとっては貴重な情報になります。
誰でも自分の人生を振り返れば、なにか1つはオリジナルな情報があるものです。
noteに登録する手順
テキストコンテンツが完成したらnoteに登録します。
と言っても非常に簡単で、数分あれば完了します。
1.新規登録をする
noteトップページ右上の [新規登録] から、アカウント登録をおこないます。
https://note.com/signup
2. 興味のあるジャンルを選択する(スキップ可)
3. フォローするかどうかを選択する(後で変更可能)
4. 認証メールが届いたら、メール内のURLにアクセスして完了
たったこれだけでコンテンツ販売を始める準備ができます。
noteに有料記事として投稿する手順
noteへの登録が終わったらいよいよ有料記事としてコンテンツを公開します。
値段は100円~50,000円まで自分で自由に設定することができますが、始めて有料記事を販売する場合は、500円程度が無難でしょう。
1. noteで記事を作成する
noteでは、無料の記事と「ここから先は有料」という設定することができます。
有料ラインを設定したい箇所の前後で段落を作成しておけば、そこから先を有料コンテンツとして設定することができます。
2.公開設定をする
記事ができたら公開設定をします。
3.販売価格や返金受付の設定をする
noteでは自分の好きな販売価格を設定することができます。
また、購入者からの返金申請を受け付けるかどうかも設定できます。
4.有料エリアを設定して公開する
最後に「有料エリア設定」のボタンを押すと黒い帯の有料ラインが表示されます。
リード文だけ無料エリアとし、メインの部分を有料エリアにするなど記事の内容に合わせて自由に設定することができます。
5.有料記事を公開する
あとは有料記事を公開するだけです。
購入希望者がいれば、すぐにでも売り上げが上がります。
noteの手数料
最後にnoteの手数料について紹介します。
事務手数料
Noteでは、コンテンツの決済手段により以下の料率を乗じた額を差し引かれます。
- クレジットカード決済: 売上金額の5%
- 携帯キャリア決済 : 売上金額の15%
プラットフォーム利用料
その他にプラットフォーム利用料として、売上金額から先ほどの事務手数料を引いた金額に以下の料率を乗じた額が差し引かれます。
- 有料記事、有料マガジン、サポート、サークル:10%
- 定期購読マガジン:20%
さらに振込手数料として売上金の受け取り時に270円が引かれます。
Noteは誰でも利用しやすい分、手数料が高いというのが難点と言えます。
ただ、非常にシンプルでわかりやすい仕組みとなっているため、初めてコンテンツ販売に挑戦する場合はおすすめです。
副業に便利なサイト情報はこちらからご覧ください
以上、noteでコンテンツ販売を始める方法をご紹介しました。
サラリーマンが副業を軌道に乗せるためには、とにかく何でもやってみることが大事です。
何でもトライしてみることで得られる経験値を積みかさねていく必要があるのです。
その点ではnoteでのコンテンツ販売は取り組みやすい副業になりますので、ぜひ挑戦してみてください。
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