お父さんの趣味として人気のあるDIY(Do It Yourself)ですが、私も普通のサラリーマンとして少々かじっています。
DIYというと丸太小屋やウッドデッキの製作など大型の作品をイメージする人もいるかもしれませんが、家の中のちょっとしたアクセントになる作品を作ることで日々の暮らしの雰囲気を少しおしゃれに変えることができます。
また、DIYは主に木を使いますので手触りもよく、使っていくうちに小さな傷が残るのも意外といいものです。
製作の過程を子供と一緒に楽しむことで、モノづくりに必要なアイディアや順序などを体感的に教えることもできます。
そんなわけで今日はそんな実際の私の作品を一部ご紹介します。
ちょっと見えにくいのですがこれはシューズラックです。
これ全部自分で作ったわけではなく、フリーマーケットでベースとなっている装飾品?を見つけてこのアイディアを思いつき、靴を置く部分を自分で取り付けたものです。
何もなかった玄関のアクセントとして効いているのと、靴を置くスペースも確保できているので一石二鳥です。
DIYというとゼロから作ることをイメージしがちですが、既存の木工品に何か付け足すことで新たな活用方法が生まれる場合もありますね。
続いてご紹介するのはリビングの本棚です。
これは「子供が本に触れる機会を増やしたい」という思いからリビングに設置したものですが、作りは非常に簡単にできています。
なんとなく全体像をイメージして、あとはぶっつけ本番で製作したため寸法が合わず床の部分に板をはさんだりしています(笑)。
それでも常に目につく場所に家族がそれぞれ読む本を置くことができるようになったので気に入っている作品です。
特に小学生の頃は図鑑に触れてほしい、という思いがあり一番下の段にはこのような図鑑を並べていました。
続いてご紹介するのはパソコンデスクです。
実は自分の中ではこれが一番の力作で、ワイヤレスキーボードを置く板をスライドさせることができるようになっています。
ただこれも特に難しい技術を使っているわけではなく、ホームセンターで販売している木の材料を うまく組みあわせてパソコンデスクに仕立て上げています。
右の写真の上部には電話機、下部にはwi-fiやらなんやらの配線をまとめていますが、通気性もよく 掃除も簡単です。
自分の家のサイズや用途に合わせてカスタマイズして製作できる、というのもDIYのいいところですね。
これももともと既製品を組み合わせているためか意外と丈夫でもう10年以上使っています。
材料費も5千円程度でしたのでコスパの十分なのではないでしょうか。
続いてご紹介するのは洗面所の収納棚です。
今みると何とも雑な作りですが、これも市販の収納グッズを組み合わせることでどうにか形になっています。
実はこの作品のポイントは「サイズ」なのですが、洗面台と洗濯機の間にちょうどよくはまる収納棚が無く、そのため寸法を測って製作したという背景があります。
そのためサイズは当然ぴったりなのでスペースを上手に活用することができています。
続いては玄関枠のちょっとした小物収納スペースです。
とにかく家の中に木の感触を出したかったのでネットショップで大分杉の薄板を買って強引に壁に貼って、周りに同じく木製の装飾品を組み合わせることでなんとなくおしゃれな雰囲気になっています。
「家の中に木の感触を」、ということで購入した大分杉ですが、玄関を入った正面の壁にこちらも強引に貼り付けることで無理やり木造風の雰囲気を出しています。
建売住宅ですが一応自分の家なので、壁に釘を打つ際は何も気にせず
思い切り打ち込んでいます。
というわけで木の感触にこだわったわけですが、その極めつけはトイレでしょうか。
あまり公開するような場所ではないので下半分だけですが、トイレはありきたりなマットを敷いていましたので、思い切って四方に杉板を張り床にも木の素材でマットを作りました。
便器の曲線にあわせてのこぎりでカットするのがなかなか大変でしたが、ぴたっとはまっていて気持ちがいいものです。
最後にいくつか小物をご紹介します。
構造も簡単な椅子と机でいずれもDIYの定番ですが、ただ実は椅子というのは素人にとっては最も難しい製作物の1つなのではないかと思います。
何故なら直接人が座るものであり、構造が脆弱な場合は怪我につながる恐れもあるためです。
見た目はきれいでも実際に座ってみるととても実用品として耐えられない、ということが何回かありましたので、体重の軽い時期の子供のおままごと程度のもので、今ではどちらかというと飾りと収納を合わせたような使い方をしています。
ちなみに使用している工具は以下のような電動ドリルで、あとはホームセンターで売っているノコギリと釘やねじ多数、です。
なんでもそうですが、一度凝りだすとどんどん道具が欲しくなって似たような機能のものを買ってしまうことがありました(笑)
最後にこれからDIYを始める方向けに、必要な工具10選と費用をご紹介します。
初心者のDIYに必要な道具10選!
細かい説明はプロの方のサイトも多くありますのでそちらを参照いただくのがいいと思いますが、初心者が気軽に始めようとした場合、ざっと合計で15,000円~20,000円程度の道具が必要になります。
もちろんより質のいい工具や種類を増やそうと思えばいくらでもありますし、逆にこの中のいくつかは100円ショップで購入できるものもあります。
私も100円ショップで購入したものを使うことがありますが、その場合は壊れる想定で活用し、怪我につながるような可能性がない部分に限定しています。
また、意外かもしれませんがDIYで難しいことの1つは、1本の釘をまっすぐ打つことだったり平凡な杉板をノコギリでまっすぐに切ることだったりします。
多分大工さんはこのあたりの作業がものすごく上手なのだと思いますが、素人が見よう見まねで行うとたかが一本の釘でもなかなかまっずぐ打てないものです。
それでも最近の性能の良い道具を使うことでカバーできる範囲もありますし、なによりそういった技術が少しづつ向上していくのも楽しみの1つです。
DIYを始めると、ちょっとした工夫で日常生活にアクセントをつけることができますので、ぜひ挑戦してみてください。
洗面所の蛇口ホースを取り替えた話はこちらの記事もご覧ください
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